お家のリフォームを考えた時、せっかくなら他の箇所もまとめてリフォームするほうが良いのか、もしくは箇所(内容)ごとに個別に行うほうが良いのか、悩まれる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、まとめてリフォームと個別リフォームについてメリットデメリットなどをご紹介していきます。
「リフォームをするならまとめるのがお得!」ということを聞いたことがあるかもしれません。しかし、まとめたほうがお得になる場合もあれば、無理にまとめる必要がない場合ももちろんあります。例えば、以下のようなケースではまとめるほうがお得になることがあります。
・リフォームする箇所が関連(隣接)する場合
・壁や床のリフォームをする場合
・足場を利用するリフォームの場合
まず、リフォームする箇所が関連する場合ですが、例えばキッチンとダイニング、お風呂と洗面所、外壁と屋根などです。関連(隣接)する場所はまとめてリフォームすることで、リフォームの時に必要な養生や掃除なども一度で済むため手間が省けて効率的です。また人件費という面でも抑えることにつながるため、結果的にトータルの費用も抑えられます。
また壁や床のリフォームで、床を張り替えるなら一緒に断熱リフォームをしたり、床暖房にしたりすることもおすすめです。床を張り替えるとなると当たり前ではありますが、工事中はその部屋は使えないので、一度床だけ張り替えて後から断熱材を入れるために再度リフォームするとなると二度手間になってしまいます。
最後に足場を利用するリフォームとは、屋根や外壁の塗り替えの場合などです。足場を利用するリフォームについても、分けてリフォームをするとその都度足場を設置することになり、もちろん費用もかかってしまうので、まとめるほうがメリットが大きいといえます。
では、まとめてリフォームをする具体的なメリットをご紹介します。
お風呂と洗面所、キッチン、トイレなど水回りの設備はまとめて購入することで、単体で購入するよりも費用を抑えられることが多いです。業者によって、3点セット、4点セットなどがあるので、お得にリフォームできる可能性が高いです。
先ほどもご紹介したように、まとめてリフォームすることで手間を省けるというのは大きなメリットです。例えば、水回りの設備は耐用年数が近いこと、またお風呂と洗面所などの配管は同じなので、まとめてリフォームすることで手間を削減できます。水回りの設備は耐用年数が同じくらいなので、まとめることで二度手間になることを防ぐことになります。また隣接するお風呂と洗面所は配管が共通しているため、お風呂だけリフォームすると洗面所の配管に問題が生じる場合があったりするので、まとめることで時間・労力といった手間を省けるのです。
まとめてリフォームすることでその都度リフォームをするよりも空間の統一感を出すことにつながります。関連(隣接)する箇所でお風呂と洗面所もそうですが、キッチンとダイニング、ダイニングとリビングなどまとめてリフォームすることで、その空間全体が新しくなるので統一感が出て、設備や壁紙の色なども合わせやすいです。またリフォームした箇所としていない箇所で差が出てしまって気になる、といったことも防げます。
まとめてリフォームすることにはメリットも多いですが、注意点もあるのでご紹介します。
まとめてリフォームすることで、工事の内容によっては仮住まいが必要になったり、数日間その場所が使えないことによって例えば銭湯に行ったりする費用が発生することもあります。直接リフォーム工事にかかる費用以外にも必要になることがあるので、まとめてリフォームする場合には、トータルでかかるおおよその費用を確認してから進めることが大切です。
関連する場所をまとめてリフォームすることにはさまざまなメリットがありますが、関連のない箇所をまとめても、あまりメリットがないことが多いです。例えば極端な例ではありますが、お風呂と外壁の塗り替えでは、リフォーム業者が異なることが多いので、同じタイミングでリフォームをしたとしても先ほどご紹介したようなメリットを得られないことが多いのです。
まとめてリフォームすることでお得になるケースもあります。ただ、だからといって無理にまとめてリフォームするのは費用の負担や時間もかかるので、おすすめできません。状況に応じて、まとめるのか部分的にリフォームするのか、しっかり検討するようにしましょう。
ボンズビルダーでは、お客様のご要望やご予算などをお伺いしたうえで、最適なリフォームプランをご提案させていただきます。お客様の暮らしが、より快適になるよう、一緒に考えてリフォームさせていただきますので、リフォームをお考えの方はお気軽にご相談ください。千葉県を中心としたエリアでのリフォーム工事を承っております。
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